間違った節約方法を見直そう!坂本よしたか氏が推奨する7つのルールとは?

日々の生活のためにはお金は欠かせません。
あなたは、普段どんなことにお金を使っていますか?
「なぜかお金が貯まらない」「出費が多くて困っている」など、お金に関する悩みがあれば、一度支出を見直してみましょう。
実は意外なお金の使い方が「浪費」に当てはまっているのかもしれません。
そこで今回は、

・浪費とはどんな出費をいうのか
・意外な浪費の種類
・坂本よしたか氏が勧める7つのルール

について解説していきます。
お金の悩みを解消するためにも参考にしてください。

浪費とは?消費との違い

家賃や光熱費、交通費、衣食住に必要な費用など、生活するために必要な支出を「消費」と言います。
一方、浪費は「無駄遣い」とも呼ばれる出費で、無益なことにお金を費やすことです。
例えば、以下の内容はすべて浪費と考えられます。

・衝動買いをしたけど使わなかった
・パチンコや競馬といったギャンブル
・お金のかかる趣味
・お金があるとすぐに使ってしまう

趣味は、ストレス解消にもなりリフレッシュできるので「浪費には当てはまらない」と考える人もいます。
しかし、楽しんでいるうちに散財してしまえばお金がなくなり後悔する可能性もあります。
本当に必要なものであるのか、しっかりと見極めることが大切です。

また、浪費を見直すため、お金を使わないようにするためにも節約を考える人もいます。

・自炊をする
・飲み会に行く頻度を減らす
・ポイ活をする など

様々な節約方法がありますが、節約をする以上にお金を使ってしまえば意味がありません。
まずは、自分の生活を見直して無駄な出費を減らしていくことが大切です。

日々の習慣…実は浪費かも

自分では「必要な支出」「節約している」と考えて行った行動でも、実は「浪費」に当てはまっている可能性があります。
意外な浪費の習慣をみていきましょう。

買い物を毎日する

朝食や夕飯を作るためにもスーパーに毎日足を運ぶ人は多いはずです。
スーパーでは日替わり特売品もあるので、お得に買い物ができると考える人もいます。
しかし、毎日の買い物は出費が増える原因にもなります。

・買う予定のなかった安いものを購入
・美味しそうと感じた総菜の購入
・子どもにせがまれてお菓子やジュースを購入 など

週に1回程度であれば問題ありませんが、毎日となれば出費額も大きくなってしまいます。
買い物をする頻度はできる限り週に1回に留め、無駄な出費を省けるよう努力しましょう。
まとめ買いであれば先に献立を考えられるので、毎日メニューを考える手間も省けます。

便利グッズが好き

掃除や料理、収納など、生活に役立つ便利グッズが増えています。
雑誌やCM、SNSで目にして「便利そう」だと思い、思わず購入した経験のある人もいるはずです。
安価なアイテムも多いので、購入しやすい点がメリットです。
しかし、用途が限定的、使わずに収納してしまいがちな点がデメリットになります。
便利なアイテムは生活を豊かにします。
しかし、無駄になってしまえば意味がありません。
「本当に必要なものなのか」をきちんと見極めてから購入しましょう。

クーポンが好き

100円引きや20%OFFなど、クーポン券があると様々なものを安く購入できます。
必要なものを購入する際に使えれば節約となり便利でしょう。
しかし、必要でないものまで購入していれば無駄な出費となってしまいます。
「使う予定は今のところないけど、安くなるならお買い得だし買っておこう」といった考えは危険です。
必ず使うものだけを限定し、クーポン券を所持しておきましょう。

割引商品の購入

スーパーに行くと見切り品コーナーがあります。
通常価格よりも安く購入できるのでお買い得です。
しかし、見切り品コーナーにある商品は賞味期限や消費期限が近いものばかりです。
「すぐに食べるから大丈夫」と考えても、食べきれない可能性はゼロではありません。
もし、食べきれずに残ってしまえば処分が必要です。
無駄な出費とならないためにも、必ず食べきれる量、使うもののみを購入するよう心掛けてください。
また、洋服や靴、カバンといったファッションアイテムのセール品にも注意してください。
セール品が多い時期に買い物に行くと、様々なアイテムが割引価格で販売されているので安く購入できます。
しかし、普段着ない色の服や持っている洋服と合わせにくい服や靴を購入してしまえば、使わない可能性もあります。
買ったはいいものの袖を通すことなくクローゼットに収納されれば、購入した意味がありません。
どんなに安いアイテムでも、必ず着れるもの、身に付けられるものを選んで購入しましょう。

駐車場代を節約するための買い物

施設によっては駐車場が有料なところあります。
1時間数百円程度ですが、買い物した金額によって駐車代が無料になるサービスを導入する施設も多いです。
この駐車場代が「あと数百円」でさらに1時間無料になるとすれば、何かを購入しようと考える人も少なくありません。
必要なものがあれば問題ありません。
しかし、既に必要なものを購入していれば、違うアイテムの購入が必要となります。
購入するアイテムとしては、必ず使うものや安価なものでなければ意味がありません。
もし、駐車場代を払った方が安く済むのであれば、無理に購入する必要はありません。
必要なものを購入した結果、駐車場代が無料になることが理想なので、駐車場代を無料にするためだけの買い物は避けた方が無難です。

期間限定品

「期間限定」という言葉に弱い人は多いです。
今だけの価格となれば、今後値下げにならない可能性もあるので、「購入したい」と考えてしまいます。
期間限定、残り1個など、ついつい魅力的に見えてしまう言葉ですが、本当に必要なものなのか今一度考えてみましょう。
損をしないためにも落ち着いて行動することが大切です。

ポイント目当ての買い物

ポイ活をしている人もいるはずです。
ポイントが貯まれば割引を受けられる、アイテムが貰えるなど、様々なサービスが受けられます。
しかし、ポイントを貯めたいがために必要でないものまで購入すると、無駄な買い物になってしまいます。
ポイントを貯めることだけに時間を費やしてしまえば、ポイントの有効期限が切れて使えなくなる可能性もゼロではありません。
また、ポイントが貯められるお店以外の施設で、さらに安く商品が購入できる可能性もあります。
本当に安いのか、本当に必要なものなのか、再度考えてから購入しましょう。

クレジットカードのポイントについて

現金ではなくクレジットカードで買い物をする人も増えています。
買い物以外にも、光熱費の支払いや生命保険料の支払い、新聞購読料など、様々なものをクレジットカード払いにすれば、ポイントが貯まるのでお得です。
そんなクレジットカードは、節約のためにも有効なアイテムですが、「貯める」ことだけを意識していては危険です。
貯めたポイントは必ず使い、お得に買い物をしましょう。
貯める前に使い道を決めておくと、ポイントの貯めっぱなしを防げるのでおすすめです。

坂本よしたか氏が勧める7つのルールで解決!

自分でも気が付かなった浪費癖を直すためにも、坂本よしたか氏がおすすめする「7つのルール」を実践してみましょう。
坂本よしたか氏は、企業歴15年で年商30億円を突破させた実業家です。
経営者や投資家、セミナー講師や作家など、様々な顔を持ち、多くの人に自身が持つスキルやノウハウを伝えています。
そんな坂本よしたか氏が勧める7つのルールとは、どんな内容なのでしょう。

①収入と支出を把握する

自分が日々使っているお金をしっかりと把握していますか?
収入を増やす方法を考えるのも大切ですが、まずは、支出が抑えられるようどんなことにお金を使っているのか把握することが大切です。
そのためにも、「家計簿」をつけてみましょう。
家計簿には、支出項目を記載していきます。

・家賃
・光熱費
・食費
・交通費
・保険料
・娯楽費
・交際費 など

支出を確認すれば、自分がどんなものにお金を使いすぎているのか理解できるはずです。

②無駄な支出を削減する

次に無駄な支出を削減します。
「どれも必要な出費」だと考える人もいますが、必ず無駄なものはあるはずです。
例えば、以下の内容が当てはまります。

・通う頻度の少ないスポーツジムや英会話教室の会費
・読まないこともある雑誌の定期購入
・テレビ欄や広告しかチェックしない新聞購読費用
・定期購入しているお茶やサプリメントなどの健康食品

これらは一概に無駄とは言えません。
しかし、リターンがないものであれば無駄です。
英会話教室に通っていても、身になっていないのであれば無駄な出費です。
仕事が忙しくジムに通う暇がないのであれば、思い切って解約して時間のある時にウォーキングやジョギングをした方が費用をかけずに体を動かせ、リフレッシュにもなるのでおすすめです。
リターンの大きさで無駄な支出を見極めて節約を試みましょう。

③毎月必要になるお金を明確化する

家計簿によって分かった収支データを元にしてどの程度のお金が必要であるか明確化します。
使えるお金が多いと安心感があります。
しかし、お金に余裕ができると無駄な出費が増えてしまうので注意してください。
また、必要以上に生活を切り詰めすぎるのも危険です。
体調を崩し、生活が苦しくなってしまえばストレスを感じて節約が苦痛になってしまいます。
あくまでも「無理をしない」範囲で必要となるお金を明確化させてください。

④副業を始める

毎月の生活費が明確化できたら副収入を得るための行動に移りましょう。
副業といっても、コンビニやスーパーでのアルバイト、イベントのお手伝いなど、様々な種類があります。
その中でも、坂本よしたか氏は「物販ビジネス」を勧めています。
物販ビジネスとは、「仕入れた商品を売る」ビジネスです。
フリマサイトやアプリ、ショッピングサイトなどを活用して手軽に始められる点がメリットです。
最初は、自宅に置いたままの不用品販売から始めると、不用品の処分もできて一石二鳥です。
アイドルが掲載されている雑誌の切り抜きや映画のパンフレット、無料情報誌なども、人によっては価値のあるアイテムになるので、高額で売れる可能性があります。
どんぐりや松ぼっくり、流木など、自然にあるアイテムも、同じように販売できるので、休みの日を活用して拾い集めて販売してみましょう。
0円から始められるので、初心者でも始めやすいです。

⑤収入の一部を貯金する

副収入が得られると生活に余裕ができます。
しかし、収入が増えたからといって使ってしまえば意味がありません。
将来のため、夢を実現させるためにも収入の一部は貯金に回しましょう。
ただし、貯金をする際にはあらかじめ貯金する額を決めておいてください。
余った分のみを貯金するルールにしてしまうと、意志の弱い人であればすぐに使ってしまいます。
浪費を防ぐためにも、貯金するお金を先に差し引く先取り貯金を始めましょう。
先取り貯金であれば、貯金分のみ引かれた金額が手元に残るので、無駄遣いを防止できます。
貯金が苦手な人にはおすすめの方法です。

⑥収入の一部を自己投資に活用する

収入と貯金が増えて生活によりゆとりができたら自己投資をスタートしてみましょう。
自己投資とは、自分を成長させるために行う投資です。
例えば仕事に関するスキルの習得を実施すれば、昇進や転職、独立に有利です。

・ビジネススクールに通学する
・資格を取得する
・セミナーに参加する

上記以外にも、気分転換を目的に旅行に行く、健康維持のためにジムに通うなどは仕事の効率化を図れます。
目標がないのであれば、お金の勉強をするのもおすすめです。
お金に関する知識が増えてお金を増やせれば、今後やりたいことや夢ができた時もすぐに動けます。
目標ができた時の準備をするのも立派な自己投資です。
自身が掲げる目標に合わせて手段を決めてください。

⑦週に1回の家計簿でお金を見直す

6つ目までのルールが実践できれば借金や将来への不安も払拭できます。
しかし、これで満足してしまえば、また新たなお金に関する悩みが発生する可能性もゼロではありません。
再びお金で悩まないためにも、週に1回の家計簿を忘れずにお金の管理を続けていきましょう。
月に1回ではなく、週に1回と細かく見ていければ、また新たな無駄な出費が見えてくる可能性もあります。
自己投資や副業によって得た知識も活用できるので、新しい発見が見つけられるかもしれません。
手書きでの家計簿が面倒であれば、スマホを活用してお金の管理ができる家計簿アプリもあるので活用してみましょう。

まとめ

今回は、坂本よしたか氏が推奨している7つのルールについてご紹介しました。
自分では節約しているつもりでも、実際には浪費に当てはまっている支出もあります。
お金の悩みを解消し、より楽しい生活を手に入れるためにも、今回ご紹介した7つのルールを実践してみてください。
手軽にできるものばかりなので、どれもチャレンジしやすい内容です。

重要ポイントのまとめ

・節約だと思っていても浪費に当てはまっている支出がある
・無駄な出費を減らしたいなら支出を知ることが大切
・7つのルールを実践すれば生活に余裕ができる