Dash(旧Darkcoin)とは?マスターノードとは?最大発行量/時価総額/価格を解説!
仮想通貨はたくさん登場しているのが現状なのですが、その中でも特に注目されているのがDash(旧Darkcoin)というものがあります。これはどのような通貨なのでしょうか。
Dash(旧Darkcoin)とは
Dash(旧Darkcoin)は、仮想通貨の一種であり、2014年に公開されています。2015年に今の名称になったもので、ビットコインと同じように発行総量が決まっており、最大発行量は2200万Dashとなっています。
この仮想通貨の特徴としては、大きく3つあり、まず1つが取引スピードが速いことです。ビットコインの場合は、取引に対して10分かかりますが、Dashの場合は1取引に対して4秒しかかからないのです。InstantXと呼ばれる決済手段を採用しているからこそ実現出来るものとなっています。
そして、匿名性が高いという点も特徴的です。ビットコインの場合は取引が公開されており、誰が誰と取引したかを確認できるのですが、こちらは追跡ができません。匿名性の高いトランザクション形式が採用されており、匿名性を保ってるのです。近い時間に行われた送金依頼をまとめてから受信者に振り分けているため、誰から誰に送金されているのかが分からなくなっているのです。
また、マスターノードの存在というのも特徴の一つとなっています。取引のマイニングをマスターノードと呼ばれるランダムに得られた者が行うようになっています。ビットコインの場合は最も早く解を導き出した者がマイニングを行うのですが、Dashの場合は最初から選ばれるものとなっています。
価格推移について
Dash(旧Darkcoin)は、そもそも人気が高い仮想通貨でしたが、実際に価格高騰が起こったのは2017年に入ってからのことです。仮想通貨でも匿名性の高いものが人気となっており、その影響があって価格が高騰したと予想されているのです。
決済スピードの速さや、供給量の少ない点もまた高騰に影響しているとされており、2017年の2月には2000円を突破しており、更に3月には5000円を突破、そして3月の15日には9000円を突破しているという時価総額ランキングでも上位に位置しているのです。
どこで扱われているのか
現在のところ、日本においてDash(旧Darkcoin)を扱っている取引所はありません。時価総額のランキングは上位ということもあって、将来的に対応するところは出てくるかも知れません。今購入をするならば、Poloniexが良いでしょう。世界最大級の取引所ですから、だいたいの仮想通貨を手に入れることが出来ます。
Dash(旧Darkcoin)は、現在アルトコインの中でも大いに注目を集めています。2017年においても主役になれることの期待が集まっているのです。ビットコインやイーサリアムには無い匿名性の高さや決済速度を備えており、今後ますますの期待を持つことが出来る仮想通貨だと言えるでしょう。