モナーコイン(MONA)とは?オマエモナーが正式名称?土地の売買も?

モナーコインと呼ばれるものがあります。

これはいったいどのような仮想通貨になるのでしょうか。

これについては知っておいて損はないかと思われます。

モナーコインとは

モナーコインは、日本にある巨大掲示板である2ちゃんねるから生まれました。

2013年の12月に公開された、暗号通貨のことです。利用者プログラムはオープンソースが使われています。

モナーコインプロジェクトと呼ばれる組織の手によって作られているのものなのですが、実際にコインの発行や運営は行っていません。

そして、ビットコインと同じように、利用者が作っているモナーコインネットワークによって維持されていることもあって、管理者が存在しているわけではありません。

モナーとは何か

モナーとは、日本で愛されているというキャラクターで、アスキーアートによる猫のようなキャラクターです。正式名称は、オマエモナーです。

ちなみに、本来のモチーフは猫ではなくて、猫のような熊のような何か分からない生き物とされています。

今となっては猫として定着しているところがあります。登場した初期は、批判や罵倒されるような場面によく登場していたものです。白色で描かれることが多いということです。

モナーコインの開発について

2チャンネルのソフトウエア板で、ライトコインの採掘プールを運営していたわたなべ氏が開発したものです。

そして、2ちゃんねるを象徴するモナーの名を冠して2,013年にリリースされたものなのです。

それから少しした2,013年の12月30日に新モナーコインの公式アナウンスが行われました。それから流通されるようになった日本初の暗号通貨です。

基本はライトコインをベースにしたものであり、ビットコインと同じ方式で採掘が可能な仮想通貨となります。

ウォレットと呼ばれるクライアントプログラムを実行して、モナーコインネットワークに参加する形での流通となります。

管理者は存在しない、分散管理型になります。1ブロックにつき、50monaの採掘者に対する報酬が与えられ、ブロック生成までの時間は90秒、総発行枚数は1億512万monaです。

使われ方について

モナーコインは、当初はインターネット上にある評価を一律に表す基準としての使われ方が期待されていました。

ネット上のみんなの評価を公平に、すばらしいコンテンツに対しての評価をわかりやすい物にしよう、作者に敬意を払おうといったところがモナーコインといったところでした。

実際の使われ方としては、誰かが作った作品、動画の評価としてmonaを支払うといったことのほか、人寄せや宣伝、何かをして貰ったことの対価してmonaを支払うと言った物があります。

また、2014年には土地の売買をモナーコインで成立させたこと、Amazonのギフト券と交換が出来ることなど、通貨としての存在感を示すようになってきたのです。

日本初の仮想通貨ということもあって、日本語の情報も多いです。仮想通貨がどのようなものかを知りたい人にとっては便利なものかもしれません。

送金も簡単で、相手に情報を知られることがないのが最大のメリットでもあります。ここから巻き返しをする可能性は十分にあります。